2011年05月02日

妻に告るの巻きorz

震災から1ヶ月が経ち、想いは募るばかり・・・
ネットで震災の事をチェックしているうちに、
ボランティア活動についての記事を読んだ。
ガレキの撤去・泥のかき出しなど、どちらかと言うと
肉体労働をイメージし、私の体力でボランティア活動が
果たして可能かどうか・・・

まだ余震が続いている中で、奥さんにボランティア活動を
理解してもらえるかも考えた。行く事になれば1週間は家を留守にすることに
なるし、また津波が来るかもしれないし、なんて言ったらいいのやら・・・

静岡県の災害ボランティア活動のサイトで岩手県山田町のボランティアを募集していた。
バスで団体行動、募集人員は4週に渡って各30人程度。
GWはもちろん定員30名に対して希望者は100人以上に膨れ上がっていた。
後から聞いた話だが、もともと25名程度は団体で決まっていたり
していたので、実質は5名程度だったそうだ(苦笑)

同じぐらいの時期に、「遠野まごころネット」のHPを見つけて興味深く読んだ。
これだと思った。個人参加で県外からも参加可能。よし!「これだ!」
装備は車に積んで行けばいい、疲れたら無理せず休めばいい・・・
ただ「遠野まごころネット」もGW中はきっとボランティアであふれるのではないかと考え、
GW明けに行く事を一人決意した。

それまでに準備するものとして・・・

@ボランティア活動保険(天災型)
A「遠野まごころネット」へ災害ボランティア登録カードを事前にFAX又はメールにて送信
B装備の購入
Cどれぐらいの予算でボランティア活動が可能か試算(高速料金・ガソリン代・食事代など)
D現地情報を何処で聞くか?
E奧さんにいつ告くるか・・・これが最初にすることか(笑)

そしてついに告る日がやって来た・・・
買物に行く途中、さりげなく震災の話題をして見る。
「俺、ボランティアに行こうと思うんだけどどう思う?」
思い切って切り出して見た。奥さんはこちらをチラッと見て言った。
「とめないよ」・・・嬉しい言葉であった。この言葉に私は、
ただただ感謝するばかりで、遠野まごころネットのことや
作業内容の話を知っている限りの事を話した。
「いろいろ用意しなくちゃね、だって長靴とかも買わないと・・・」

あくる日、仕事中に浜松の社会福祉協議会にボランティア保険の申請に行った。
調べるまで、社会福祉協議会がどういうもので、どういった活動をしているのかさえ
知らなかった。保険も720円の天災Bプランに加入。これで1年間有効なのだからお得感がある。

怪我しないに越した事はないけれど、ガレキの中から割れたガラスや釘を踏んだりする可能性は
あるので、絶対に入ってからボランティアに参加して欲しい。社協で加入できるボランティア保険の
他に、他社のボランティア保険もあるようだが、必ず天災対応(津波など)かどうか確認すること。

ちなみに天災Aプランは490円ですので、天災Bプランの違いは、補償額の違いになります。

天災Aプラン 死亡・後遺障害1400万円/入院日額7000円/通院日額4100円/対人・対物共通5億円
天災Bプラン 死亡・後遺障害2000万円/入院日額11000円/通院日額6370円/対人・対物共通5億円

お近くの社会福祉協議会にて加入できます。
「遠野まごころネット」でのこと、結構ボランティア保険加入せずにやってくるボランティアが
いました。毎日のように怪我人が出る日がありました。骨折や目にガレキの木屑が入ったり、
これは自己責任ですが、どうかどうか加入してからボランティアに参加してください。

では
posted by vcos at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ボランティア日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする