2011年07月10日

7月のボランティア活動その3

第1回大槌災害復興円卓会議

総合司会 臼澤良一 まごころ広場うすざわ 館長
挨拶:東梅英夫 臼澤鹿子踊保存会
 

講演:国内外のコミュニティ復興に学ぶ
 
●山古志村の復興戦略 前山古志支所長 NPO 青木 勝氏

●日中のコミュニティ復興の経験 中国四川と日本 
新家増美 華東理工大学 教授

座談会(および質疑討論)
コーディネーター 山口幸夫 日本社会事業大学特任准教授
 
昼食懇談会  

主催:大槌塾:大槌災害復興円卓会議 
(代表:臼澤良一 まごころ広場うすざわ館長)
共催:まごころひろば臼澤 臼澤鹿子踊保存会伝承館
後援:アジア災害復興円卓会議 
(代表:新家増美  華東理工大学教授)
後援:科研 アジアのコミュニティを核とする災害リスク管理
ソーシャルワーク人材育成に関する研究グループ
(研究代表:山口幸夫日本社会事業大学アジア福祉創造センター特任准教授)

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なんだか難しい内容に見えるが、被災者の方たちも

興味津々で話を聞いておられました。

参加人数は40名ほど。メディアの方も多くお越しになられておりました。

なかでも興味深かったのは、前山古志支所長 NPO 青木勝氏が

災害復旧は国の役目、復興は市町村の役目だとか…


山の暮らし。これからの東北には必要。都市との対流が必要。

絵は大きく事業は小さく。

被害の大きさに行政は立ちすくんでいる。

伝統的な暮らし方。

コミュニティー再生。

などなどキーワードだけでもなるほど…と思っておりましたが、

被災者の一人から、今まで海の暮らしをしてきたものに

山の暮らしなど出来ないよ…と。

それも一理ある。

抽選で決められた仮設住まいには新しいコミュニティーも必要。

特にこの地域は、地区地区の結束も硬く、都会のマンションのような

お隣さんを見かけた事がないなど、これから新しい生活では

強いられるのではないのでしょうか…

高齢者が心配です。災害弱者も心配です。

「まごころ広場」「かけはし広場」でサポートできるよう

新たな復興マップを、住民と一緒に考えていかなければ

真の復興、心の復興は実現できないでしょう…


第2回目には是非とも、行政も参加していただけたら…

posted by vcos at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ボランティア日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする