2011年07月05日

6月のボランティア活動その4

バスが待っていてくれる場所は、仮設のトイレが1台置いてあるが

当然中は、決して清潔ではない。あくまで仮設と考えたほうが良い。

昼の休憩にバスに乗ってトイレツアーが行われるので安心です。


バスを降りると長靴・安全靴などに履き変えて、弁当やその他荷物は

バスの中においたまま作業が出来た。

水・マスク・ゴム手袋・タオルの予備・貴重品はリックに入れて

作業をしましょう!

作業中は一箇所に集めておくパターンが一般的。


作業班は1班あたり10名で本日は9班出来て、

班長さんが任命される。

通常は、現場2回目以上参加で班長資格があるわけだが、

なぜか、黒住隊長と目が合い、「6班の班長ですね?(笑)」と

聞かれ、まんまとやられた感で一杯だった…


今回の作業は、三陸鉄道の線路付近の側溝と付近の住宅跡の

清掃・撤去作業だった。

側溝の清掃作業は、すでに昨日終えている感じもあったので

少ない泥のかき出し程度で完了した。

続いて、周辺地域の住宅跡の瓦礫撤去を始めたが、

決して楽な作業ではない。手を抜こうとすればそれも

出来るが、みんな真剣に無駄口もたたかずにただ

黙々と作業に集中している。疲労も忘れがちだが、

休憩を入れながら作業は続く。

瓦礫のしたからは主にガラス片や釘類が多く、田畑などでは

もっと大変になるのではと思った。

まさに終わりの無い作業が続く。


昼食は、バスの中でも外でも取れた。

ただし、ゴミは絶対置いていかないこと。

清掃しに来たのに、ゴミをおいて入ってどうする?

意外と散漫になりがちだが、是非心していただきたい。

3時には作業が終わるが、2時ぐらいになると

ついつい作業のスピードが速くなってしまい、怪我が発生しやすい。

自分のペースをあくまで急がず焦らず活動しないと

帰って周りに迷惑を掛ける事もありますので、お気をつけください。

あとボランティア活動中も昼食休憩中も、被災地での写真撮影は

ご法度です。絶対しては行けません!

被災者の立場になればわかることで、どうしても撮影したい場合は

ボランティアではなく、自己責任で被災地に行ってください。


帰りのバスは、みなさんお疲れなのか、ぐったりしていたり

ひたすら眠っていたりしますので、あまり大きな声での会話は

慎みましょう。

遠野VCに帰ってきたら、長靴を洗い場で泥や埃を洗い流して

各自、シャワーしたり夕食の準備をしたり、疲れを取ることです。

一杯汗をかいたから、ビールも美味しいですが、

程々にして明日に備えましょう。


やはり内勤務だけではわからないこともありました。

また学んだ部分も多かった。外勤務しかわからない感情。

バランス良く、ボランティア活動するのが

長続きの秘訣なんでしょうか…


次回のボランティア活動でも是非、

陸前高田の作業に参加したいと思います。

被災地がどのように変っていくのか、

変ってないのか、どう変えるべきか

汗をかきながら考えたいと思います。

posted by vcos at 10:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ボランティア日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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