2011年11月14日

距離感?温度差?

被災地から離れて5日経つ。

日常的な生活に多少のぎこちなさを感じながら…

被災地へのボランティア活動を始めて7ヶ月。

被災地の状況は見た目にはガレキが減ってきている。

そして被災者の感情はさまざまだ。

喪失感にさいなまれている被災者。

懸命に前を向こうと歩み出した被災者。

我々はそれを支えれなくとも「よりそう」ことが必要。

決して他人事ではない。

被災地を一歩はなれると、普通に日常を生活し

ニュースでしか見ないやや歪んだ?報道を鵜呑みにする。

現地にいるとニュースを見る機会がない。

被災地では当然毎日のように被災地の情報を

テレビ・ニュースペーパーで流されている。

ところが被災地以外では、もっぱらTPPや原発問題…

これでいいのだろうか…

見放された感を被災者は敏感に感じている。

私は依存しているわけではないと思う。

出来るだけ冷静に冷静に…時には客観的に判断しているつもり。

復旧・復興しながら我々は学ばなければならない。

震災を必ず検証していかなければならない。

IMG_0995.jpg

IMG_0994.jpg

11月に撮影したものだが、釜石市の市街地はまだ復旧していません。

市役所からほんの100mの場所にもかかわらず。

大槌町も同じこと。

復興計画が希望が夢が見れなければ、町が人々が

荒んでいきます。

コミュニティーの再生が被災地には必要。

我々はそのお手伝いが出来れば本望。
posted by vcos at 10:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ボランティア日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック